航空機の胴体などの大型部品の 高精度加工や 協働ロボットとして 作業員と直接連携して 位置決め作業を行うなど ロボットに求められる要求がますます厳しくなっています。こうしたアプリケーションでは、ロボットアームの正確なモーション制御が 重要な要素になります。ロボティクス用に特別に設計された 、ハイデンハインとAMOの新しいエンコーダにより アプリケーションの範囲を広げるのに必要なモーション制御が可能です 。
デュアルエンコーダKCI 120 Dplus: モータフィードバックと位置測定を1台のエンコーダに集約
KCI 1300とKBI 1300: 小型サーボモータ対応のコンパクトで軽量なエンコーダ
あらゆるオートメーションアプリケーションに最適なソリューション: インダクティブロータリエンコーダECI/EBI/EQI、KCI/KBI、KCI 120 Dplus、KCI 419 Dplus
HEIDENHAINおよびREOCOのエンコーダ: 無人搬送車向けに信頼性の高いパフォーマンス
新しいハイデンハインのデュアルエンコーダKCI 120 Dplus は、1台のエンコーダで モータフィードバックと 位置測定を行います。減速機の出力軸の位置を測定することにより 、KCI 120 Dplus は、動的で極めて 操縦性に優れたロボットにおいて 設計上の 誤差を補正します。例えば、 シリアルリンク式 多関節ロボットは、 最高6軸になることもあり、各軸が 最終的な 精度に影響します。
デュアルエンコーダKCI 120 Dplus の機能を可能な限り多くのアプリケーションで使用できるように3種類のバージョンを用意しました。中央の走査ユニットと2つのハブ付きディスクは様々な径の中空シャフトと取付け寸法に対応します。取付けが極めて簡単なハイデンハインのKCI 120 Dplusは、どんなにコンパクトな大きさでも同じ機能を提供します。
機能安全に対応するピュアシリアルEnDat 2.2インターフェースを協働ロボットのような安全重視のアプリケーションに使用することもできます。
ハイデンハインの開発したロータリエンコーダKCI 1319およびKBI 1335は、走査ユニットと
ねじで固定する目盛ディスク、または軸に圧入して取付けるハブ付き目盛ディスクで構成されるインダクティブエンコーダです。
メリット:
軸受カバー搭載のKCI 1318 FOT および KBI 1335 FOT
直径30 mmと40 mmの大口径中空シャフト用の小型ロータリエンコーダKCI 120 および KBI 136は、 ハイデンハインがロボティクス用に設計したインダクティブロータリエンコーダです。これらは1300シリーズより小型サイズですが同じ長所を持ち、より堅牢で強力なロボットドライブシステム用として設計されています
ロボットメーカーは 各ロボット軸に高精度角度エンコーダを追加することにより、絶対位置精度を大幅に向上することができます。モータの減速機の出力軸に取付けられた 、セカンダリエンコーダは各ロボットジョイントの実際位置を測定します。
このアプリケーションに最適なのはAMO のWMRAのような組込み型角度エンコーダです 。目盛ドラムもしくは目盛リングと走査ユニットで構成される モジュール設計により 大口径シャフトで 取付けが困難な場合にも対応できます 。AMOの目盛リングWMRAは 、各種直径を選択することができます。
こうした特徴はロボティクスに最適です: ハイデンハインとAMO、ETEL、NUMERIK JENA、RENCO、そしてRSF各ブランドが用意している、多くのロボットに最適なエンコーダとシステムソリューションをご紹介しています。小型モータに圧入して取付けるロータリエンコーダ、複数のエンコーダをシステムに統合できるデイジーチェーンバス接続対応のEnDat 3インターフェースも紹介しています。他の既存製品・技術も含め、新しい製品および技術の詳細をご紹介しています:
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